
特集は「広がり始めた『ケアラー支援条例』」。家族など身近な人を無償で介護する「ケアラー」に光を当てた条例が、2020年の埼玉県を手始めに全国36道県市町で制定されています(2026年5月現在)。全自治体数から見ればまだ2%ほどですが、「ケアされる人」と「ケアラー」の関係を可視化・再定義し、その先には国の立法化への期待もあります。先行自治体の〝キーパーソン〟の話、早くからケアラー支援に取り組んできた専門家の知見を交え、条例の持つ意義を紹介します。
<コンテンツ>
○「ケアラー支援条例」が問うていること――ケアとケアラーの「再定義」〔立命館大学名誉教授 津止 正敏〕
○先行事例 京都市/神奈川県藤沢市/北海道栗山町
○条例制定の加速化と法制化の取り組みを〔日本ケアラー連盟 代表理事 堀越 栄子〕