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実践から学ぶインクルーシブなボランティア ー研究と対話の集い2026-

インクルーシブボランティア

開催日

2月7日[土]11:00-17:00

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障害や病気の有無、国籍等にかかわらず、誰でもその人に合ったやり方で参加ができる 「インクルーシブなボランティア活動」が、地域の様々なフィールドで広がりを見せています。

今回開催する「研究と対話の集い」では、このテーマに関する取り組みをされている団体に参集いただき、基調講演に加えて3つの分科会に分かれ、参加者と交流をはかりながら意見交換を行います。

※インクルーシブボランティア研究会では、障害や病気の有無、年齢、国籍等にかかわらず、「ボランティア活動に参加したい」という思いを持った人が、合理的配慮のもと、その人に合ったやり方で参加できる活動を「インクルーシブボランティア」と位置付け、実践の意味や活動のノウハウ、ボランティアコーディネートのあり方を検討してきました。 「インクルーシブボランティア」の広がりは、地域共生社会の実現に向けての大きな理念であり、実践だと考えています。

主催

インクルーシブボランティア研究会

(日本福祉教育・ボランティア学習学会課題別研究)

社会福祉法人大阪ボランティア協会

協力

QUESTION(京都信用金庫)

後援

認定NPO法人日本ボランティアコーディネーター協会(JVCA)

京都府社会福祉協議会(申請中)

京都市社会福祉協議会

日時

2026年2月7日(土)11:00~17:00

場所

QUESTION

7階Creative Commons

京都市中京区河原町通御池下る 下丸屋町390-2

(京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅1番出口徒歩1分)

定員

現地参加 50名

オンライン参加 30名

参加費

無料 ※資料代として1,000円

内容

基調講演

【講師】

加山 弾(かやま・だん)さん

東洋大学 福祉社会デザイン学部 社会福祉学科 教授

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(講師プロフィール)

大阪人間科学大学や関西学院大学の助手を経て2006年度より東洋大学専任教員に。

【研究領域】地域福祉、コミュニティワーク、コミュニティソーシャルワーク。社会的孤立・排除、被 災地支援等に対する地域福祉実践・政策を研究。 【主な著書】『ストーリーで学ぶ地域福祉』(有斐閣、共著、2020年)/『新版 よくわかる地域福祉』 (ミネルヴァ書房、共著、2019年)/『つながり、支え合う福祉社会の 仕組みづくり』(中央法規出版、 共著、2018年)/『地域再生と地域福祉-機能と 構造のクロスオーバーを求めて-』(相川書房、共編 著、2017年)/『東日本大震災と地域福祉-次代への継承を探る』(中央法規出版、共著、2015年)/ 『地域におけるソーシャル・エクスクルージョン-沖縄からの移住者コミュニティをめぐ る地域福祉の 課題』(有斐閣、単著、2014年)

分科会 ※以下の3つの分科会から1つ選んでご参加いただきます。

分科会① 「得意」を活かす「参加支援」で紡ぐ地域共生社会【京都企画・ハイブリッド対応】

「地域共生社会」を実現していくためには、ひとりひとりが孤立することなく、その人らしく過ごせる心地良い「居場所」があることがとても大切です。そして、その人の得意とすることや好きなこと、いつもやっていることで「出番(役割)」を持てることで、生きがいにつながったり、仲間ができたりと、地域での暮らしがとても豊かになるのではないでしょうか。

重層的支援体制整備事業でも、「参加支援」は大きな柱として重要視されています。

この分科会では、生きづらさや暮らしの困りごとを抱えている人が、地域社会との接点や役割を持つことで、ひとりひとりの暮らし、周りの仲間や地域がどう変わっていくのか。誰もが参加できる仕掛けやしくみを、社協やNPO、福祉施設等、多様な関係者がどのように連携しながらつくっていけるのかを、参加者全員で考えたいと思います。

●コーディネーター●

青山 織衣さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会 事務局主幹)

●登壇者●

朝倉 美保さん (NPO法人Reframe(京都市) 代表理事)

河本 歩美さん(社会福祉法人京都福祉サービス協会 地域共生社会推進センター 代表)

植野 春菜さん(京都市中京区社会福祉協議会 地域福祉コーディネーター)

分科会②ボランティアを通じて社会とつながる就労支援の入り口づくり

障害がある人や引きこもり経験がある人の就労支援の現場では、就労準備の段階でボランティア活動を通じて地域との接点をつくったり、その人の得意なことを生かした社会との関わり方を探る取り組みが進められているところも少なくありません。

なぜ就労支援の入り口として「ボランティア」が選ばれるのか、そしてそこで就労支援の実践者はどのような意図で本人や地域と関わっているのか。

この分科会では、さまざまな生きづらさを抱える人や引きこもり経験のある人とともに、本人の強みや苦手なことなどを一緒に確認し合いながらやりがいや今後の働き方などを考えている現場実践者の報告から、「インクルーシブボランティア」の現場に必要な要素について考えたいと思います。

●コーディネーター●

椎名 保友さん(NPO法人日常生活支援ネットワーク 理事) 

●登壇者●

岡崎 由利さん(認定NPO法人 釜ヶ崎支援機構(大阪市西成区) 地域活性化事業部 責任者)

横山 泰三さん(NPO法人Wisa(大阪市中央区) 理事)

分科会③ボランティアを通じて社会とつながる就労支援の入り口づくり

インクルーシブ17(愛媛県松山市)は、「俳句」を媒介に、参加者が自分のことを伝え、相手のことを知り、インクルーシブにつながれる手立てにしようという場づくりをしています。生き方のデザイン研究所(北九州市)は、障害があることで我慢をしたり、あきらめたりせずに、障害があることを強みに感じられる社会をめざしており、多様な役割を創出することで、誰もが暮らしやすい社会づくりに参画しています。 当事者が主役になってつくる居場所が、なぜ究極のインクルーシブな場になるのか、それはどんな場でどんなことを大事にしているのか、日々工夫している点や課題に感じている点や今後の展望について、一緒に探りましょう!

●コーディネーター●

永井美佳さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会 常務理事・事務局長)

●登壇者●

遠山 昌子さん(一般社団法人生き方のデザイン研究所(北九州市) 代表理事)

佐々木美香さん(インクルーシブ17(松山市) 代表 相談支援専門員)

浅沼 裕子さん(インクルーシブ17、CIL星空(松山市) 副代表)

当日のタイムスケジュール

10:40ー 受付開始

11:00ー11:15  開会挨拶/趣旨説明

11:15ー12:15  全体会①:基調講演

12:15ー13:15  休憩

13:15ー15:15  分科会

15:15ー15:30  休憩

15:30ー16:45  全体会②:クロージングトーク

        コーディネーター:妻鹿ふみ子さん(神奈川大学 非常勤講師)

        コメンテーター:広野ゆいさん(NPO法人DDAC 発達障害を持つ大人の会 代表)

16:45ー17:00  閉会挨拶

17:30ー19:30  交流会(別途費用がかかります。)

お申込み

申込締切

2026年1月31日(土)

お問合せ

インクルーシブボランティア研究会(日本福祉教育・ボランティア学習学会課題別研究)

社会福祉法人大阪ボランティア協会

E-mail:inclu-v@osakavol.org(担当:岩田・森田)

本事業は、三菱財団の助成により実施しています。

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