「ボランティア・市民活動ライブラリー」は、
ボランティア・市民活動の記録の散逸を防ぐため、記録となる書籍や資料を保存しています。
誰でも「CANVAS谷町」内で自由に閲覧でき、協会の会員には貸し出しも行っています。
ボランティア・市民活動は、社会問題の解決、新しい制度の創設などに貢献し、
日々活発に展開されています。また、これまでの多くの歴史的実践がなされてきました。
しかし、活動の記録・保存の仕組みは十分に整っていないため、
時とともに貴重な活動資料が失われていく可能性が高いといえます。
そこで「ボランティア・市民活動ライブラリー」では、
これまでの市民活動の歴史的資料を集めて散逸を防ぐとともに、
現代の市民活動を記録していき、市民活動の研究基盤となることをめざします。
蔵書
ボランティア・市民活動に関する書籍、
報告書など 約5,000冊
「CANVAS谷町」の開館時間に、どなたでも自由に閲覧できます。
大阪ボランティア協会会員に、無料で貸し出しをしています。(会費5,000円/年)
「CANVAS谷町」の受付窓口で、貸出希望の旨をお申し出ください。
背表紙に「禁帯出」と書かれているものは「CANVAS谷町」の外へ持ち出すことはできません。
・資料を紛失・破損・汚損された場合は弁償いただくことがあります。
・利用に関する詳細については、利用マニュアルをご確認ください。
市民活動スクエア「CANVAS谷町」情報交流エリア内
(大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F)
巡静一記念基金はご遺族をはじめ多数の方々から
いただいた寄付金を基金としたものです。
巡先生が、生前多数の著書を残されたことにちなんで、
市民活動専門の資料室を作り資料の散逸を防ぐ
「ボランティア・市民活動ライブラリー」構想に
基金を活用することとし、数年間かけて所蔵資料の整理を行いました。
また、資料のデータベース化をWEB上で自由に検索していただく
システム構築に必要な資金の一部として、13人の方から寄付をいただきました。
1942年5月生まれ。1950年代後半よりボランティア活動に関わる。1965年秋、大阪ボランティア協会の設立に参加。設立以来、理事を務めるなど組織経営と事業推進の中心的な役割を担い、1991年から常務理事を務める。1997年~2001年、中部学院大学教授、2001年から武庫川女子大学教授のほか、大阪ボランティア協会理事、佛教大学講師、園田学園女子大学講師、大阪府社会教育委員、日本福祉教育・ボランティア学習学会理事、かんでん福祉事業団理事などを務める。多数の単著・編著書を残し、2002年3月に逝去。