開催日
2017年11月17日(金)
意外に思われるかもしれませんが、実は知的障害者、発達障害者の雇用の現場において、仕事ができなくて困っているというケースはそれほど多くありません。
それ以上に、感情のコントロールができずに問題行動を起こして職場秩序を乱すなど、服務規律に関する困りごとの方が多いものです。 問題行動を起こす引き金は職場の中にあるものですが、その背景要因には、ご家族の高齢化や死別により家庭内の支援力が低下しているなど、日常生活の不安定さにある場合が多いのです。
両親が若かった就学時以上に、兄弟の独立や両親との死別など、大きなライフイベンドをむかえる就労後の方が、社会のサポートが必要となるのですが、一般企業に就労した知的障害者・発達障害者を支援するサードプレイスはあまりありません。
障害者の安定的な就労継続を支えるために、私たち市民は何ができるのかを一緒に考えましょう。
●上林康典さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会常任運営委員長、特例子会社勤務[企業在籍型ジョブコーチ])
高校一年生の夏、当協会が主催するワークキャンプで障害者施設を訪問したのをきっかけに、高校卒業後当協会の運営委員となる。以来現在に至るまで市民活動の世界にどっぷり浸ってきた。
一方、大学卒業後は、大手在阪企業の特例子会社(重度障害者多数雇用事業所)に入社。20年以上に渡り、障害者雇用の現場から障害者の就労支援及び雇用継続の課題と向き合ってきた。日本人初の企業在籍型ジョブコーチ。
2017年11月17日(金)19時〜21時(受付18時45分から)
市民活動スクエア「CANVAS(キャンバス)谷町」会議室
大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F
(京阪天満橋駅14番出口から徒歩8分、地下鉄天満橋駅3番出口、谷町四丁目駅1番出口から徒歩4分)
一般 1,000円
協会アソシエーター・会員・P登録団体 500円
※ワンドリンク付き
終了しました。
社会福祉法人大阪ボランティア協会【担当:椋木(むくのき)】
電話:06-6809-4901
FAX:06-6809-4902
Email:office@osakavol.org