開催日
7月18日[土]19:00-20:30

今年の7月26日で、津久井やまゆり園事件から10年の節目を迎えます。私たちは、この事件から何を学び、実践すべきなのでしょうか。
本講座では、事件を通じて私たちに突きつけられた大きな問いとして、「命の価値」に焦点を当てます。私たちは、「命の価値」についてどう向き合ってきたのか。ここでは、そのプロセスを可視化するための手立てとして、統計学の歴史をひもときます。統計は、人の命を数字に置き換え、分類し、判断する基準として用いられてきた歴史があります。それは、社会が「命の価値」をどう観てきたのかを読み解くヒントになります。そのうえで、今後の市民活動に活かせるためのポイントをいくつかお伝えします。
<講師からのメッセージ>
事件は、2016 年7月26日の未明に発生し、元職員が突然入所施設に押し入り、入所者らを次々と襲い、19人が殺害され、他の多くの入所者や職員に重軽傷を負わせたものでした。この講座は、事件後、犠牲となられた方々に追悼の意を込めつつ、僕なりの社会への働きかけとして自主的に企画し、毎年続けてきたボランタリー・アクションです。これまで、事件後の議論について論点を整理してお伝えしたり、事件と戦争との関連を講義したり、現場の方々との対話を通じた報告書づくり、動画作成・YouTube配信などにも取り組んできました。本講座では、事件が生まれた歴史的背景に目を向け、そこから得られる教訓を、これからの市民活動に活かすことをねらいとしています。
●藤井渉(ふじい・わたる)さん
日本福祉大学社会福祉学部准教授。博士(人間福祉学)。社会福祉士。日本福祉大学学生支援センター長、医学史研究会幹事、各種NPOの役員や自治体・国の委員など。
専門は社会福祉学、障害者福祉論。障害者福祉の実践について歴史的な角度から研究しています。とりわけ、戦争と障害者をテーマにした研究と、それと関連した問題として優生思想の問題も扱ってきました。主著に、『ソーシャルワーカーのための反『優生学講座』 ―『役立たず』の歴史に抗う福祉実践』現代書館、2022年。『障害とは何か ―戦力ならざる者の戦争と福祉』法律文化社、2017年など。

2026年7月18日(土)19時00分〜20時30分
市民活動スクエアCANVAS谷町(大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F)
※CANVAS谷町へのアクセス方法はこちら
※オンライン配信はありません。
●参加費
一般 1,000円
協会個人会員・パートナー登録団体 無料
※当日、会場にて現金でお支払いください。
●申込方法
下記フォームからお申込みください。
社会福祉法人大阪ボランティア協会【担当:永井】
電話:06-6809-4901
FAX:06-6809-4902
Email:office@osakavol.org