大阪ボランティア協会は、ボランティア活動や市民活動を通じて、
市民が主体となった社会づくりをめざしています。
社会にはさまざまな課題があります。
たとえば、生きづらさを感じている人、暮らしの土台が揺らいでいる人がいます。
自分には関係ないこととせずそれらに向き合い、
まず誰かが自分事として動くことで、徐々に輪が広がり、取り組む人が増えます。
困り事がひとつ解決し、隣にいる人が笑顔になります。
あなたが動くこと、それが社会を変える一歩だと私たちは考えます。
みんなが笑顔でお互いを助け合い、助け合うことでさらに元気になる。
私たちはそんな社会をめざします。
より公正で多様性を認め合う市民主体の社会をつくるために、
多彩な市民活動を支援するとともに、
他セクターとも協働して、市民セクターの拡充をめざします。
1市民自治の確立
一部のエリートや専門家などが主導するのではなく、市民自身、当事者自身が企画・実行する「市民自治」を追求します。
2創造的に社会を変えようとする人たちの支援と変革の実行
社会的課題を解決するためのさまざまな新機軸を創出する「社会的イノベーション」を支援し、自らも実行します。
3市民の力が発揮されるための支援
市民にとって暮らしやすい社会を実現するために、市民が持つさまざまな能力を創造的に発揮するための環境づくりを支援します。
ボランティアをしたい人に活動先を紹介するとともに、ボランティアの応援を求める人や団体の思いを受け止め、サポートします。
多様な人や組織をつないで、複雑な課題の解決につなげます。
市民としての生き方を深めるための学習支援として、一般市民向けから専門職向けまで幅広い講座・研修・講師派遣を行っています。
それぞれが自分ごととして行動するための学びを提供しています。
講座や個別相談などによりNPOの設立や運営に関する情報を提供しています。
市民活動の芽吹きを育み、さまざまな団体の関係者や関心を持つ人々がつながる場を提供しています。
”だれひとり取り残されない”災害支援を目指して、さまざまな支援活動や平時からの連携・協働の促進に取り組んでいます。
「企業市民」活動、いわゆる企業のCSR/社会貢献活動の推進及び、企業と市民活動の連携のコンサルテーションを行っています。
市民活動を推進する上での「モノの見方・考え方」の整理と理論化を進め、出版等による情報発信や研究受託を行っています。
分野を超えたさまざまな組織が持つ強みを生かし、問題を解決する力を最大化するネットワーカー(つなぎ役)となります。
協会は、多様な主体による連携と市民参加の促進によって、
社会課題解決のためのソーシャルイノベーションを起こします。
これらを仕掛け、社会にうねりをつくり出すコーディネーション機関のモデルとなります。
より公正で多様性を認め合う
市民主体の社会
1市民の参加を促す力
自分ごとにする人が増えれば社会はよりよくなります。気になったことを知り、深め、行動する「参加」を促す力を高めます。
2多様な主体と連携する力
複雑で多様な社会問題の解決には、市民の力に加え、行政や企業、メディア、アカデミアなど多様な主体の参加が必要です。それぞれが力を発揮できるようにコーディネートする力を高めます。
3理論化する力
多様な社会問題を解決に導くには、常に仮説をもって活動し、実証し、訴求力をもって運動を広げていくことが大切です。そのために理論化する力を高めます。
4運動を社会に広げる力
社会をよりよくするためには、社会の仕組みを変えることが必要あり、時には制度や法律をつくることも必要です。そのために社会に運動を広げる力を高めます。
5財政の力
活動するにはお金が必要です。お金を出すことも参加の一つの機会です。実現したい社会像を示し、賛同を得て活動の原資とする力を養います。
6ネットワークの力
多様な社会問題に対応するために、さまざまな組織の強みを生かすネットワークの力が必要です。その力を最大化できるネットワーカー(つなぎ役)となります。
7人育ての力
活動を通じて人は育ちます。誰しもが持ち合わせている健在する力や内在する力を社会のために発揮できるよう、活動の機会と役割をつくり人を育てます。
1市民の参加を促す力
2参加の機会をつくる
3多様性を尊重する
4変化を楽しむ
5合意形成は柔軟に
6タブーを作らない
7思い込みにとらわれない