開催日
5月13日 [火]・7月1日 [火]・9月2日 [火]18:30-20:00
★本事業費用の一部はNHK歳末たすけあい助成金を受けています。
テーマ:「選ばれた市民たちは、証拠をどう見たのか~紀州のドン・ファン事件と裁判員裁判~」
※都合により、「裁判アイズ・オンライン」第12回と第13回のテーマを入れ替えて実施いたします。
すでにご案内済みの内容から変更となりますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
【変更後のテーマ】
テーマ:「若者の凶悪事件と量刑~旭川・女子高校生殺人事件、市民たちの判断~」
テーマ:「犯罪者の孤立と高齢化する刑務所~刑務所が最後のセーフティネット!?~」
18時30分-20時00分
(開場)18時20分、終了後、20時30分まで放課後タイムあり※任意参加
オンライン(Zoom)
※前日にZoomURLを案内します。不着の場合はお問合せください。
各回のテーマについて法律専門家と市民が思うところを語りあいます。
<過去に取り上げたテーマ>
第1回「刑事責任能力と裁判員裁判」
第2回「騒音トラブル殺人と裁判員裁判」
第3回「暴力団組長の刑事責任」
第4回「『死にたい』をどう裁くのか~『嘱託殺人』と『巻き込み自殺』~」
第5回「生活困窮と生きにくさ~高齢者の孤立と犯罪~」
第6回「なぜ若者は闇バイトにハマるのか」
第7回「知られざる保護司の仕事~保護司さんって、どんな人?」
第8回「『虎に翼』から裁判所を考える」
第9回「危険運転致死傷罪~法廷で裁かれる交通事故~」
第10回「裁判所が、私たちの日常をどう変えるのか~最高裁判決とそれ以外~」
「『死刑を免れた男たち』の現実」を見て
次回(9月2日)の裁判アイズ・オンラインは、上記のテーマを取り上げたテレビ報道のディレクターをゲストに招いて、無期懲役囚の現況を考えようとするものです。
ご承知のとおり、欧州の先進国では死刑が廃止され、日本でも死刑を廃止すべきであるとする意見が根強くあるものの、未だ廃止されず存置され、最近でも死刑が現に執行されたという報道を耳に(多くは「目に」)します。
さて、死刑廃止を議論するときに、常に取り上げられたのは死刑に代わるものとしての「仮出獄のない無期懲役」(懲役刑の廃止により今後は「無期拘禁刑」)の提唱でした。
そこでは、命を奪う死刑よりも「救いがあるもの」としての刑罰という文脈で語られていました。
現在、日本の裁判において、仮出獄のない無期拘禁刑という刑はありません(時折、裁判所から「仮出獄の運用については慎重に」という意見が出されることはありますが、あくまで「意見」にとどまります)。
つまりは、「無期」であっても、本来は仮出獄があってしかるべきなのに、最近、そのような例をあまり聞かないのです。
まさに「寡聞」の状態なのです。
前講釈はこの辺にして、これまで刑務所に何度も取材されて多くの番組を報道されてきたディレクターに、無期懲役囚の現状を聴くのが一番と思い立ち、今回のテーマとしました。
その内容はユーチューブ(約20分位)でもご覧になれますので、一覧のうえ、参加していただければ嬉しいです。
無料
各回30人(先着順)
関心のある人ならどなたでも参加できます。初心者歓迎。
「申し込みフォーム」より3回分をまとめてお申込みできます。ぜひお申し込みください。
大阪ボランティア協会‟裁判員ACT”裁判への市民参加を進める会(担当:永井・長田)