開催日
6月30日 [金]19:00-20:30
市民活動の実践者や当事者から話を聞き、社会のREAL(リアル/現実)にであう入門講座。
第6回のテーマは、「人権・多文化共生」。
日本で暮らす外国の人たち・ずっと日本に住みながら文字を学ぶ機会に恵まれなかった人たちの現状やわたしたちができる支援について、90分で気軽に学びませんか?
「大阪市内識字・日本語教室連絡会」代表、「識字・日本語センター」事務局長であり、大阪市住吉区で、日常生活に必要な日本語や文字を学ぶ外国と日本の人たちを対象とした「浅香識字・日本語教室」のコーディネーターをしている丸山 敏夫(まるやま としお)さんと、「浅香識字・日本語教室」で日本語を学習している学習者の坂口みどり(さかぐち みどり)さんのお二人をゲストスピーカーに迎え、日本で暮らす外国人・文字を学ぶ人たちを取り巻く社会のREALについてお話をお聞きします。
丸山さん・坂口さんと参加者のみなさんとの対話の中から、どんなお話が飛び出すか、お楽しみに!
※「識字・日本語センター」についてはこちらをご参照ください↓
https://call-jsl.jp/
★こんな方におススメ★
・日本で暮らす外国の人たちと友だちになりたい人
・日本で暮らす外国の人たちから、異なる文化や考え方を学びたい人
・多様な人が互いの尊厳を認め合い、自分らしく生きられる地域・社会づくりに関心がある人
・多文化共生について、
‐言葉は聞くけれど、実際はよくわからない人
‐手軽に概要を知りたい人
・多文化共生や人権擁護に関わるボランティア活動がしたい人
・ボランティア活動に興味はあるけど、
「自分にどんな活動が向いているかわからない」
「自分が何に興味・関心があるのかわからない」
「活動に踏み出す前に、まずは知りたい」
と思っている人・・などなど
そんな風に考えているみなさんに、ぜひ来ていただきたい入門講座です。
丸山さんに、日本語を学ぶ日本で暮らす外国の人たち・あらためて文字を学ぶ人たちのREAL(リアル)なお話をお聞きして、だれもが、いつでも、いつからでも、学べる社会について、そして互いに学び合うことを通して、地域の多文化共生を進め、誰もが差別されず、周りの人とつながってのびやかに暮らしていける地域・社会をつくっていくことについて、一緒に考えてみませんか?
みなさんのご参加をお待ちしています!
【丸山 敏夫(まるやま としお)さんプロフィール】
「大阪市内識字・日本語教室連絡会」代表、「識字・日本語センター」事務局長
1945年生まれ。1974年より大阪市の中学校教員(英語)となり、2008年に完全退職。
【坂口 みどり(さかぐち みどり)さんプロフィール】
1940年ブラジル、リノポリスで生まれる。12歳までこの町で育つ。父親から、女子は勉強する必要がない、と言われ学校に行けなかったが、市の職員が強く父にすすめ、学校に行けた。
12歳の時からバトスの叔母のところで生活。叔母にすすめられて日本語を覚えた。娘時代は製紙工場に勤めていた。
1992年 ブラジルからの労働者第1陣として来日。52歳。ヘルパーとして病院で働く。この時日本人との間に待遇の差別があった。
2000年 ヘルパー2級の資格を取る。
2010年 景気が悪くなり失業。
2011年 日本語の読み書きが必要だということを強く感じて学校を探す。天王寺中学校・夜間学級に行くが、日本語ができないことを理由に入学を拒否される。その時、「浅香識字・日本語教室」を紹介される。
以来、「浅香識字・日本語教室」で日本語の勉強を続けている。
2023年6月30日(金)19時-20時30分
市民活動スクエア「CANVAS谷町」
(〒540-0012 大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F)
https://osakavol.org/outline/summary.html#map
無料
テーマに関心があり、(漠然とでも)自分に何かできることはないかと考えている個人
10人(先着順、大阪市内在住・在学・在勤者優先)
2023年6月29日(木)まで ※定員になり次第締切
以下の申込フォームからお申込みください。
■主催:大阪市
■企画・運営:社会福祉法人 大阪ボランティア協会
■問合せ先
社会福祉法人 大阪ボランティア協会 担当:市居(いちい)
〒540-0012 大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F 市民活動スクエア「CANVAS谷町」
電 話 06-6809-4901 / FAX 06-6809-4902
E-mail office@osakavol.org
URL https://www.osakavol.org/