開催日
2018年8月31日(金)
私はいつも、「事業化とは、思いを形にすること」だと人に伝えています。
私たちは、社会や地域の課題を何とかしたいと思ったとき、人任せにするのではなく、自分(たち)の力でその思いを形にするという選択肢があります。
私(たち)の思い(Will・Wish)をもとに、社会や地域の課題(Needs)を解決するために、自分(たち)のできること(Can)に取組むことを、事業の企画立案(プランニング)といいます。
この「企画」とは、何らかの行動を起こすときの考え方、内容、手順、方法等についてまとめることで、それらを一定のフォーマットで整理したものが企画書です。企画書はプラン書、事業計画書ともいい、助成金申請のための企画書は助成金申請書といいます。
企画書は事業を実施するための設計図ともいえます。企画書をつくることは、自分の中のアイディアやイメージを具体的なものにするために大切な作業となります。
この作業を通じて、新たな課題を発見することや、具体化していないことを確認することができるなど、事業計画をより具体的で現実的なものにすることができます。
―『テキスト市民活動論―ボランティア・NPOの実践から学ぶ―』より
(大阪ボランティア協会編、早瀬昇・水谷綾・永井美佳・岡村こずえ他著)
よるがく第21夜では、「企画づくり」について、ワークショップを通しておしりムズムズ、わくわくしながら学び合いたいと思います。思いを形にしたい人、大集合です。