講座・学習会

講座・学習会

寄付する・会員になる

ボラ協を知る

ボランティアする・募る

学ぶ・深める

CANVASよるがく★第23夜「NPOの政治活動規制~国際比較とトランプ政権の動向~」

よるがく

開催日

2018年9月21日(金)

f08959b39e43d4ff9856146cd312807a-1646573129.jpg

NPOと政治活動とは、実は切っても切れない間柄です。

「えええっ!! 禁止されてるんじゃないの??」って思っている人もいますよね。でも、本当は違います。

だって、環境保護を掲げる団体は、CO₂規制や開発規制、環境保護の法や政策を改善したいですよね。車いすを押すボランティアだけでなく、車いすで移動できる街づくりを求めたいですよね。そういう政策を掲げる公職候補者の選挙を応援したくもなりますよね。本当にミッションを遂行しようとしたら、政治に関わってきてしまいませんか?

では、法律は、どこまで何を規制しているのでしょう。


日本の法制と、海外、特にイギリス、アメリカ、(時間があれば、オーストラリアやニュージーランド、カナダ)等の法規制の現状を確認します。


実は、アメリカでは、トランプさんは、政権についてからかなり強引にNPOの選挙活動の解禁を進めようとしました。それに対して、NPOセクターの大部分は、激しくこれに反対したのです。「えええっ!!どうなっているの?? 逆じゃないの?」


日本の、特定非営利活動法人や公益財団法人などの政治活動の結構「危ない」事例も紹介したいですね。


こういう素材をもとに、参加者で、どんな政治活動だったらいいのか、どのような規制が望ましいのか、について、一緒に考えてみたいと思います。 

話題提供者の紹介

●岡本仁宏さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所所長、関西学院大学法学部教授)

専門は、NPO論と西洋政治思想史・政治哲学の二足の草鞋(わらじ)を履いてます。政治学の視点から市民社会を研究しています。ボラ協とは、阪神淡路大震災以来のつながり。大阪府の公益認定等委員会の委員長もしてますので、日本の公益法人についても勉強しています。 


 

坂本治也編『市民社会論:理論と実践の最前線』法律文化社、2017年(日本NPO学会林雄二郎賞)、公益法人協会編『英国のチャリティ:その変容と日本への示唆』弘文堂、2015年(日本NPO学会優秀賞)、岡本仁宏編『市民社会セクターの可能性:110年ぶりの大改革の成果と課題』関西学院大学出版会、2015年(日本NPO学会優秀賞)、今田忠著岡本仁宏補訂『概説市民社会論』関西学院大学出版会、2014年(日本NPO学会林雄二郎賞)、岡本仁宏編『新しい政治主体像を求めて: 市民社会・ナショナリズム・グローバリズム』法政大学出版局、2014年など。 

詳細

日時

2018年9月21日(金)19時〜21時(受付18時45分から)

会場

市民活動スクエア「CANVAS(キャンバス)谷町」会議室

 大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F

(京阪天満橋駅14番出口から徒歩8分、地下鉄天満橋駅3番出口、谷町四丁目駅1番出口から徒歩4分) 

参加費

一般 1,000円
協会アソシエーター・会員・P登録団体 500円

※ワンドリンク付き

申込方法

終了しました。

主催・お問合せ先

社会福祉法人大阪ボランティア協会【担当:椋木(むくのき)】
 電話:06-6809-4901

 FAX:06-6809-4902

 Email:office@osakavol.org