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CANVASよるがく★第52夜「トランプ現象と『民主主義の死に方』:私たちの問題として」【オンライン開催】

よるがく

開催日

2021年2月12日(金)

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トランプが扇動したアメリカの国会議事堂へ襲撃事件は、衝撃的でした。2018年にスティーブン・レビツキー, ダニエル・ジブラット,濱野大道訳『民主主義の死に方:二極化する政治が招く独裁への道』(新潮社、2018年)は、トランプ現象が民主主義の崩壊につながる可能性をいち早く指摘し分析しています。日本も、この現象ともちろん無縁ではありません。学術会議への政府の攻撃や、国会でのフェイク答弁や隠蔽、ネット上ででのフェイクニュースや「炎上」、ヘイトスピーチの蔓延は、私たち自身の問題です。2020年3月に私が立ち上げたFacebookグループが2万人を超えました。この経験にも触れながら、SNSも含めて、市民社会は、この状況にどのように関わっているのかそして対応できるのか、一緒に問題を考えていきたいと思います。

話題提供者の紹介

●岡本仁宏さん(社会福祉法人大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所所長、関西学院大学法学部教授)

専門は、NPO論と西洋政治思想史・政治哲学の二足の草鞋(わらじ)を履いて、政治学の視点から市民社会を勉強しています。2020年3月末以来「新型コロナのインパクトを受け、大学教員は何をすべきか、何をしたいかについて知恵と情報を共有するグループ」(参加者2.1万人)の管理人です。ボラ協とは、阪神淡路大震災以来のつながり。

坂本治也編『市民社会論:理論と実践の最前線』法律文化社、2017年(日本NPO学会林雄二郎賞)、公益法人協会編『英国のチャリティ:その変容と日本への示唆』弘文堂、2015年(日本NPO学会優秀賞)、岡本仁宏編『市民社会セクターの可能性:110年ぶりの大改革の成果と課題』関西学院大学出版会、2015年(日本NPO学会優秀賞)、今田忠著岡本仁宏補訂『概説市民社会論』関西学院大学出版会、2014年(日本NPO学会林雄二郎賞)、岡本仁宏編『新しい政治主体像を求めて: 市民社会・ナショナリズム・グローバリズム』法政大学出版局、2014年など。

詳細

日時

2021年2月12日(金)19時30分〜21時

会場

オンライン会議システムZoomにて実施
  ※各自、インターネットにつながるパソコンやタブレット端末などをご用意ください。
  ※参加申込の方には、開催日までに会議ID、パスワードをメールで送付します。
  ※参加申込者は期間限定で録画配信による見逃し視聴も可能です(講演部分のみ)。

参加費

一般 1,000円(税込)
協会アソシエーター・会員・P登録団体 500円(税込、割引コード利用)

申込方法

終了しました。

主催・お問合せ先

社会福祉法人大阪ボランティア協会【担当:椋木(むくのき)】
 電話:06-6809-4901

 FAX:06-6809-4902

 Email:office@osakavol.org