開催日
2021年10月8日(金)
餅つき、盆踊り、子ども会の行事。かつて地域で担ったのは町会長、店のおじさん、専業主婦だった。「地域の子は地域で育てる」といった地縁コミュニティーは少子高齢化と共働き世帯の増加で崩壊してゆく最中に行政は地域活動を住民自身が担うことに舵を切った。そこで登場したのが“まちづくり協議会” (以下まち協)である。
阪神淡路大震災を契機に、各自治体はまちづくり条例を制定、全国に“○○小学校まちづくり協議会”が発足した。小学校区の規模感で地域課題を洗い出し、解決するため合議する制度で、活動経費は支給されるがその他人件費は市民のボランティアに頼る。
まち協が扱う地域課題は防災・福祉・子育て・環境・住民交流など広い。リーダーは各分野の知識を身に着け、ボランティア精神を活かし仲間として尊重し民主的な自治運営ができる資質が求められ、さらに専門知識を持つNPOや諸団体や行政と協働するコーディネーター能力も必要とされる。
本講座では、宝塚で45歳から15年間PTA、自治会、まち協等の役員を務めた講師が、
発見した運営のノウハウ、「協働」や「地域資源の再発見・掘りおこし」の実践例を紹介。ボランティア的地域組織で「人材を具体的にどのように育てるか?」の処方箋を提示します。
●塩川恵造さん(大阪ボランティア協会企業市民活動推進センター運営委員)
・1985年~2009年 関西テレビ報道記者・カメラ、デスク、特番プロデューサー
・2006年~2021年
宝塚市立第一小学校育友会本部役員、宝塚市立宝梅中学校PTA役員、
宝塚市PTA協議会役員、西逆瀬川自治会役員、一小っ子遊ぼう会役員
宝塚第一小学校区まちづくり協議会役員、宝塚第一小学校コミュニティスクール役員
主な報道ドキュタリー作品
・「くらやみにまけないでー虐待の記憶との闘い」 (文化庁芸術祭優秀賞)児童虐待
・「阪神淡路大震災~あと一人救えなかったのか?」(放送文化大賞候補)震災10年検証
・「心に響く命の音―左手のピアニスト智内威雄」 (関西ディレクター優秀賞)
・「市民感覚―大不況と駅前再開発宝塚2009」 (宝塚まちづくり会社破綻の検証)。
2021年10月8日(金)19時30分〜21時
オンライン会議システムZoomにて実施
※各自、インターネットにつながるパソコンやタブレット端末などをご用意ください。
※参加申込の方には、開催日までに会議ID、パスワードをメールで送付します。
※参加申込者は期間限定で録画配信による見逃し視聴も可能です(講演部分のみ)。
一般 1,000円(税込)
協会アソシエーター・会員・P登録団体 500円(税込、割引コード利用)
終了しました。
社会福祉法人大阪ボランティア協会【担当:谷垣】
電話:06-6809-4901
FAX:06-6809-4902
Email:office@osakavol.org