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【増補改訂版『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』】日本NPO学会賞 選考委員会特別賞受賞!

増補改訂版『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』が日本NPO学会賞・選考委員会特別賞を受賞!

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 2022年3月に発行した増補改訂版『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』(大阪ボランティア協会ボランタリズム研究所監修/石田易司・岡本仁宏・永岡正己・早瀬昇・牧口明・牧里毎治・目加田説子・山岡義典編:明石書店発行)が、第22回日本NPO学会賞の選考委員会特別賞を受賞しました。選考対象は、2022年1月1日から2023年12月31日までの間に国内外において公刊された書籍、論文等の刊行物。増補改訂版『日本ボランティア・NPO・市民活動年表』は16分野13,800項目、コラム164編を収録したB5判1,120ページの大著で、2014年刊行の初版(14分野・760ページ)に新たな事績・知見を加え、多数の執筆陣の協力・協働で内容を大きく充実させた点などが評価されました。

 なお、初版も第13回日本NPO学会賞・林雄二郎賞(最高賞)を受賞しています。この時の総評では「『はじまりのミッション』という項目からは、活動が『どんな思いや願いから始まったか』がわかる。NPO法制定はるか以前から、わが国でボランティア・市民団体が活動していた事実が克明に記録されている。例えば、1970年、秋田大学自動車部員の提唱による交通遺児支援活動があしなが学生募金につながったこと、市民オーケストラの先駆けとなる高崎市民オーケストラの設立、芙蓉会(新潟市)という栄養研究グループの活動が日本酒や豆腐への添加物禁止につながったことがわかる。巻末の資料・索引も充実しており、教育現場での利用価値も高い。われわれが享受する市民社会は、本書に記載された多くの市民活動の成果であることを認識すべきである」(田中敬文・選考委員長、一部抜粋)と高く評価していただきました。