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多様な人の“参加”を支援するインクルーシブボランティアコーディネーター研修

インクルーシブボランティア

開催日

11月1日[金]・11月29日[金]・12月17日[火]・1月10日[金]・1月30日[木]

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 大阪ボランティア協会では、共生社会実現に向けて、誰もがボランティア活動に参加しやすくなるために「インクルーシブなボランティア活動の環境」をつくっていくことを目指しています。

 多様な人がボランティア活動に関わってほしいという思いはあっても、コミュニケーションや人との関係作りが苦手な傾向がある人と、どう接したらいいかわからなくて困っていると話をよく聞きます。本研修は、このような人のボランティア活動をコーディネートしたり、共に活動したりする中で、悩み抱えているコーディネーターや担当者が関わるうえでのヒントが満載です。

開催場所

大阪ボランティア協会 市民活動スクエア「CANVAS谷町」

(大阪市中央区谷町2丁目2-20大手前類第一ビル2階)

研修内容詳細

 今回の研修では、ボランティアコーディネーションの基礎を学ぶ講座と、特性に応じた対応のポイントや、コミュニケーションやメンタルケアについて学べるスキルアップ講座の二種類、計7回の講座をご用意しました。

 基礎講座は、中間支援組織とボランティア受入団体・施設の2つの対象別に、それぞれ講義中心とワークショップ付きの2種類からお選びいただけます。ご自身の対象をご確認の上、お好みのコースにお申し込みください。

 スキルアップ講座は、共通の対象で3回すべての受講をお勧めしますが、ご自身の悩みに合った講座にご参加ください。

 

中間支援編の対象の方

  • 社会福祉協議会のボランティアセンター担当者およびコミュニティワーカー
  • 市民活動センターなどの中間支援組織のコーディネーター
  • 大学ボランティアセンターのコーディネーター
  • 生活支援コーディネーター

 

受入団体・施設編の対象の方

  • ボランティア受け入れをしている、有給スタッフを雇用する規模の団体スタッフ/理事
  • ボランティア受け入れ施設の担当者/ボランティアコーディネーター

 

※地域活動者、ボランティア(グループの代表者など)向けには、別の講座を予定しています。詳細はこちらをご確認ください。

ボランティアコーディネーション基礎講座

上記の対象をよく読んで、ご希望のコースを選んでください

中間支援組織向け ボランティア受入団体・施設向け

〈ちょこっとコース〉

講義中心でちょこっとだけ講座を聞きたい!

【B】11/1(金) 13:30~15:00

【A】11/1(金) 10:00~11:30

〈ワークショップ付きコース〉

事例検討ワークショップ付きでしっかり学びたい!

【C】11/29(金) 9:30~12:30

D】11/29(金) 13:30~16:30

※できるだけ基礎講座のいずれかを受講したうえでスキルアップ講座を受講ください。

<ちょこっとコース>

【A】2024年11月1日(金)10:00~11:30 ~受入団体・施設編~

 有給スタッフを雇用する規模のNPOや福祉施設などで、ボランティアを受け入れる担当をしている職員や理事の方向けの基礎講座です。

 講師:南多恵子さん(関西福祉科学大学 准教授)、事例提供:田村幸恵さん(山王こどもセンター)

  

【B】2024年11月1日(金)13:30~15:00 ~中間支援編~

 ボランティアセンター等の中間支援組織で、相談者をボランティア活動先に紹介する立場の方向けの基礎講座です。

 講師:岩本裕子さん(関西国際大学 講師)、事例提供:大阪ボランティア協会 職員

<ワークショップ付きコース>

【C】2024年11月29日(金)9:30~12:30 ~中間支援編~

 ボランティアセンター等の中間支援組織で、相談者をボランティア活動先に紹介する立場の方向けの基礎講座です。

 講師:岩本裕子さん(関西国際大学 講師)、事例提供:大阪ボランティア協会 職員

 

【D】2024年11月29日(金)13:30~16:30 ~受入団体・施設編~

 有給スタッフを雇用する規模のNPOや福祉施設などで、ボランティアを受け入れる担当をしている職員や理事の方向けの基礎講座です。

 講師:南多恵子さん(関西福祉科学大学 准教授)、事例提供:松居勇(大阪公立大学ボランティア・市民

 活動センター V-station)

スキルアップ講座

中間支援組織/受入団体・施設 共通

知的障害や発達障害が

ある人の対応で悩んでいる

相手にうまく伝えられない

伝え方がわからない

精神疾患や精神障害が

ある人の対応で悩んでいる

【E】 12/17(火) 13:30~16:30

発達障害の特性と対応のポイント

【F】 1/10(金) 13:30~16:30

居心地のよい場づくりのコミュニケーション

【G】 1/30(木) 13:30~16:30

メンタルヘルスと対応のポイント

※スキルアップ講座は、できるだけ基礎講座のいずれかを受講した上でご参加ください。

【E】2024年12月17日(火)13:30~16:30 ①発達障害の特性と対応のポイント

 コーディネーターとして知っておきたい発達特性の捉え方や活動をサポートする時に押さえておきたいポイントを説明します。知的障害や発達障害がある(その可能性がある)人の対応で悩んでいるコーディネーターにおすすめです!

 講師:広野ゆいさん(NPO法人DDAC(発達障害をもつ大人の会))<公認心理師>

 

【F】2025年1月10日(金)13:30~16:30 ②居心地のよい場づくりのためのコミュニケーション

 メンバー同士の人間関係がうまくいかない、伝えたいことがうまく伝えられないという場面において、コーディネーターが知っておきたいコミュニケーションの方法や考え方を学びます。自分自身も少ししんどくなっている・・という方にもおすすめです!

 講師:谷水美香さん(ヒューマン・トータルバランスサポート「りんと」)<アサーティブ・コミュニケーショントレーナー、精神保健福祉士>

 

【G】2025年1月30日(木)13:30~16:30 ③メンタルヘルスと対応のポイント

 精神保健の専門家から、メンタルヘルスにおける知っておきたい特性の捉え方や活動をサポートする時に押さえておきたいポイントを説明します。精神疾患や精神障害がある(その可能性がある)人の対応悩んでいるコーディネーターにおすすめです!

 講師:村上貴栄さん(京都光華女子大学 講師)<精神保健福祉士>

参加者の声

  • この人は既存のボランティア活動はできない、と決めつけるのではなく、活躍できる場や強みを引き出して様々な方が活動に参加できるよう支援をすることもコーディネーターの重要な役割であると認識しました。

 

  • 自身の団体だけでは解決できないことがあり、周囲の人や地域の人たちと連携しながら取り組めるよう、日ごろから関係づくりをしていきたいと思いました。他にも協力できるところがあるということは励みになりました。

インクルーシブボランティアとは

 近年、「インクルーシブ教育」、「インクルーシブ保育」など、「インクルーシブ」(包含した、すべて含んだ)というキーワードが福祉の分野に限らず社会のなかで使われることが増えています。「みんな違ってみんないい」といった多様性を理解し、誰も排除せず包含していく「ソーシャルインクルージョン(社会的包摂)」の考え方やその重要性が社会の中で定着しつつあるのです。わたしたちが幸福であるために、誰もが社会参加し、支え合いながら共に生きていく社会、「地域共生社会」を実現していくために欠かせない「インクルーシブ」という考え方をボランティアにあてはめています。

定員

各回30人(先着順)

参加費

無料

参加申し込み

各回開催日3日前までに申込フォームからお申し込みください。ただし、定員になり次第締め切ります。

お問い合わせ先

社会福祉法人大阪ボランティア協会【担当:椋木(むくのき)】

540-0012 大阪市中央区谷町2-2-20-2

電話:06-6809-4901 FAX:06-6809-4902
Email:office@osakavol.org

主催

社会福祉法人 大阪ボランティア協会

※この企画は令和6年度大阪府福祉基金地域福祉振興助成金を活用して開催します。

「インクルーシブボランティア」のコーディネーションモデル構築事業

~誰もが参加できるボランティア活動の支援体制づくりに向けたコーディネーター研修プログラムの開発~