日本の刑法犯認知件数が減少する一方、再犯率は上昇を続け、2020年には5割近くに達しています。刑法犯検挙人員に占める高齢者の比率の高さ、「触法障害者」の問題など、再犯率が上昇する背景には社会的な課題があり、市民活動がどう関わるのかも問われています。特集では受刑経験者の出口(出所後)をどう支えるか、司法、行政、福祉機関と連携した各地の取り組みを紹介。犯罪とは無縁と思っていても、高齢化や認知症、病気や事故で障害を負うことなど、誰にとっても他人事でない視点がこの問題には含まれています。この機会にぜひ、ご購読ください!
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〇受刑者を支える市民活動 掛川直之
〇事例1)「制度」からこぼれ落ちる現実をチームで支える/ソーネ居住支援センターなど
〇事例2)市民が市民に寄り添う支援/静岡市「付き添い支援」の取り組み