大阪ボランティア協会では、2015年11月に創立50周年を迎えることができました。ポスト50年の事業として「災害」「孤立」を重点課題として取り組もうということにしました。これを受けてボランタリズム研究所では、2017年1月から18年度にかけて10回の予定で「市民セクターが挑む、社会的孤立の抑制・解消への道程」をテーマにした研究会を開催いたします。
市民活動の現場の実践者と専門の研究者、ダブルゲストによるご登壇と参加者との対話を取りながら、各回テーマの学びとアクションを深めてまいります。
★「市民セクターが挑む、社会的孤立の抑制・解消への道程」の全体趣旨文は、こちらから
【全10回:個別テーマと開催スケジュール(2017年4月以降予定)】
@2017年1月22日(日)子どもの貧困
A2017年2月11日(土)障害者
B2017年4月23日(日)高齢者
C2017年6月 4日(日)LGBT
D2017年7月 児童虐待 G2018年5月 シングルマザー
E2017年8月 外国人 H2018年7月 過疎・消滅自治体
F2018年4月 ひきこもり I2018年8月 まとめ
2017年1月22日(日曜日)15時〜18時30分(14時45分受付開始)
徳丸ゆきこ さん(大阪子どもの貧困アクショングループ(CPAO/シーパオ)代表)
【プロフィール】
大阪府生まれ。NPO法人にて不登校、ひきこもり支援に従事した後、2002年より国際協力NGOセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに所属。国内事業を担当。子どもの社会参画、子どもの貧困、東日本大震災復興支援のスタッフを経て、2013年に現団体設立。
桜井智恵子 さん(大阪大谷大学教授)
【プロフィール】
大阪大谷大学教授、川西市子どもの人権オンブズパーソン代表、大津の子ども
をいじめから守る委員を経て、門真市教育委員。専攻は、教育学、思想史。著作に『子どもの声を社会へ―子どもオンブズの挑戦』(岩波新書)、『市民社会の家庭教育』(信山社)など多数。
6人に1人の【子ども】が貧困である現代社会。孤立の背景を探るとともに、貧困の連鎖を断ち切る支援のこれからについて考えます。
【実践者ゲスト】からは、活動内容についての紹介や、これまでの取り組みのなかで見えてきた気づきや、あらたな課題など、また社会課題の解決にむけた実践者の視点からの将来展望や、改善に向けた提言などを。【研究者ゲスト】からは、社会的課題として関心を集めるようになった背景や現状認識や、見えづらい問題を可視化したり、孤立の再生産を防ぐための取り組みなどの事例紹介、分析的視点からの将来展望や、改善に向けた提言などを。以上の多角的な側面から、参加者とともに語り展望します。
大阪ボランティア協会事務所 市民活動スクエア「CANVAS(キャンバス)谷町」(大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F)
●地下鉄谷町線「天満橋」または「谷町4丁目」駅より徒歩4分
●京阪「天満橋」駅より徒歩8分
30人(先着順。定員になり次第、締め切ります)
2,500円
※大阪ボランティア協会の個人会員、パートナー登録団体の参加費は、2,000円。参加費は当日受付でお支払いください。
【子どもの貧困】市民セクターが挑む、社会的孤立の抑制・解消への道程〜参加申込み よりお申込みください。
「ボランタリズム研究所」事業のページをご覧ください。
※これまでに発行した研究誌
●ボランタリズム研究(Vol.2) 特集:東日本大震災が市民社会に与えた衝撃〜市民社会は何を学ぶか〜
●ボランタリズム研究(Vol.1) 特集:政治とボランタリズム
社会福祉法人大阪ボランティア協会 ボランタリズム研究所 担当:影浦
〒540-0012 大阪市中央区谷町2丁目2-20 2F 市民活動スクエア「CANVAS谷町」
電話:06-6809-4901、ファックス:06-6809-4902
Eメール:office@osakavol.org