巻頭特集は「難民の未来をつくる日本へ――わたしの問題としてどう取り組むか」。名古屋市の入管施設で2021年にスリランカ女性が死亡したのをはじめ、多くの問題が指摘されてきた出入国管理行政。その大本となる出入国管理及び難民認定法(入管難民法)の改定案が6月9日、参院で可決され成立しました。難民認定申請中は強制送還が停止されていたこれまでと変わり、今後は3回目の申請以降は強制送還ができるようになります。ずさんな審査で安易に本国に戻されれば、投獄や、最悪の場合殺害される恐れもあります。日本の主権者として私たちにできることは何か。難民に関わる市民活動の現状を知り、難民にとって希望ある未来をつくるにはどうしたらよいかを考えます。ぜひご購読ください!
<特集コンテンツ>
〇「難民問題」、誰の問題? 玉置太郎
〇<事例>RAFIQ 難民との共生ネットワーク/ピープルボート/WELgee/TRY~外国人労働者・難民と共に歩む会
〇管理から保護へ、排除から包摂へ――知ることから始めよう 石川えり
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◆ボラ協のオピニオン「V時評」
・障害者差別撤廃へさらなる取り組みを―差別解消法10年に当たって
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