2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震により最大震度7を記録し、大きな被害が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞いを申しあげます。
大阪ボランティア協会では発災直後から日頃からつながりのある支援団体のネットワークなどを通じて情報の収集にあたり、中間支援組織の役割として、被災地で活動するNPO/NGOの支援や、被災地の人々のために何かしたいという市民・ボランティアの力が発揮できるようコーディネートに取り組んでいます。
今回は2024年7月の活動について報告いたします。
(1月〜3月の活動報告はこちら)
(4月〜6月の活動報告はこちら)
(8月の活動報告はこちら)
(9月の活動報告はこちら)
(10月の活動報告はこちら)
★★協会の災害支援活動を寄付で応援してください!★★
今後も長く支援を続けていくためには、活動資金が必要となります。ぜひ、寄付で応援をお願いします!
「令和6年能登半島地震」支援寄付へのご協力のお願い
4月下旬から6月下旬まで協会の職員とボランティアスタッフが、七尾市中島町にある被災地NGO恊働センターの現地支援拠点にリレー方式で入り、支援活動を行いました。
7月も引き続き同所にて、協会の災害ボランティアチーム「SUG」のボランティアを中心に活動しました。
SUGメンバー2名、および現地合流してくださった協会の個人会員・賛助会員企業の社員の方、計5名で活動しました。
主な活動内容は、家屋からの家財の搬出・分別・災害ゴミ仮置場への搬入、ブロック塀の解体など。
活動期間中は全国各地からの団体参加が多く、活動者(ボランティア)の人数に対して現場リーダーとして動けるスタッフが圧倒的に不足していました。4〜6月にリレー方式で現地活動してきたSUGメンバーは、現場リーダーとしての役割を担うことで支援活動に貢献することができました。
SUGメンバー2名、および現地合流してくださった協会の個人会員やおおさか災害支援ネットワーク(OSN)のなかま、計5名で活動しました。
今回も主な活動内容は、家屋からの家財の搬出・分別・災害ゴミ仮置場への搬入など。
七尾市の災害ゴミ仮置場が7月末で閉鎖されることもあり、駆け込みの作業依頼が多く舞い込んで来る一方、第1便の期間とは打って変わってボランティア活動者の数が少なく、限られた人数でできる限りニーズをこなしました。大雨の日も安全確保に留意しながら作業しました。
活動最終日の日曜日は災害ゴミ仮置場に入るのに120分待ちでした。今の状況で災害ゴミ仮置場を閉鎖することが妥当なのか、なんとも割り切れない気持ちです。
8月15日に七尾市中島地区にて、復興の祈願そして地震によって亡くなられた方への鎮魂の想いもこめて、「西岸花火大会」が5年ぶりに開催されます。協会から賛助会員企業やリンクアップフォーラム会員企業に協賛を呼びかけたところ、5社から協賛品の提供を申し出ていただきました。
大阪ボランティア協会は世話役団体のひとつとしてOSNに参加しています。
OSNでは、3月から毎月1回の情報連携会議をオンラインで開催し、現地で活動する団体や、大阪からの支援を計画している団体ともリアルタイムに情報交換しながら、各団体が連携して被災地支援できるためのつながりづくりの場をつくっています。
7月1日には定例会を大阪赤十字会館にて開催し、被害の実情や支援の現状について理解を深めました。そして、8月以降も毎月の情報連携会議を継続することが決定されました。
8月以降も現地の状況を見ながら、継続可能な支援を続けてまいります。
また、協会が持つネットワークなどを通じて、大阪・関西から現地に入り支援活動を続けているNPOのサポートや、団体間の連携・協働を引き続きすすめます。また、企業のみなさんからの物資提供の申し出をNPOにつなぐなど、セクターを超えた連携のコーディネートを行います。