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活動報告

【活動報告】令和6年能登半島地震および奥能登豪雨に対する支援活動(11〜12月)

2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする地震により最大震度7を記録し、大きな被害が発生しました。さらに、9月21日から23日にかけての線状降水帯による豪雨災害で二重の被害が発生しています。

被災された皆様に心よりお見舞いを申しあげます。 

大阪ボランティア協会では発災直後から日頃からつながりのある支援団体のネットワークなどを通じて情報の収集にあたり、中間支援組織の役割として、被災地で活動するNPO/NGOの支援や、被災地の人々のために何かしたいという市民・ボランティアの力が発揮できるようコーディネートに取り組んでいます。


今回は2024年11月〜12月の活動について報告いたします。

(1月〜3月の活動報告はこちら

(4月〜6月の活動報告はこちら

(7月の活動報告はこちら

(8月の活動報告はこちら

(9月の活動報告はこちら

(10月の活動報告はこちら


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現地での活動

10月に引き続き奥能登豪雨災害への支援活動を行うため、能登水害ボランティアカー第4便を企画・実施しました。

*現地でのレンタカー代やガソリン代は、協会にいただいたみなさまからのご寄付から支出させていただきました。ありがとうございます。

能登水害ボランティアカー第4便(11月2日〜4日)

第4便は学生向けの企画として実施しました。行楽シーズンの3連休とあって予定していた車種のレンタカーが借りられず、募集人数を4人に減らして実施。同行スタッフも含めて6人での活動になりました。
活動場所は第3便までと同じ輪島市街。初日はけっこうな雨降りでしたが、室内でコツコツ作業。合鍵作りをご商売にされているお宅で、泥だらけになった大量の合鍵(のマスター?)の泥落とし作業でした。これを住民さんが1人でされると考えると気が遠くなる量でした。
作業の合間には、住民さんから被災して大変だったお話や、テレビのロケで笑福亭鶴瓶さんが来た話など、いっぱいお話を伺うことができました。住民さんも若い人が来てくれて嬉しそうでした。
他に行なった作業は、床剥がし、根太や床下の土の掃除など。
輪島の活動場所から七尾市中島町小牧の拠点に帰ってくると、小牧壮年団の方がボランティアのために豚丼、麻婆丼、豚汁などを作って待っていてくださっていました。とてもおいしく、ありがたかったです。
今回は、災害ボランティアに行きたくても旅費負担が障壁になっている学生さんに旅費を補助して実施しました。これも協会に寄託していただいたみなさまからの寄付のおかげです。本当にありがとうございました。参加した学生からは「また来たいです!」との感想が。
もっとたくさんの学生に来てもらえるよう、今後もいろいろ検討していきたいと思います。





12月の活動

12月は協会の災害ボランティアチームのメンバーが各人の都合に合わせて個別に活動しました。

活動内容は、輪島市内での床下の泥出しや家財の移動。七尾市内での解体予定のお宅や再建修理予定のお宅から不用品の搬出など。

水害から2ヶ月以上経っているのに、まだ床下がドロドロの状態で手つかずのところがあるのに驚きました。

ようやく家屋の解体工事が始まったところも多く、家財の搬出などのニーズもまだまだあります。

能登半島も雪の季節を迎え、業者による工事の遅れやボランティア活動の制約が懸念されます。

大阪での活動

おおさか災害支援ネットワーク(OSN)の動き

大阪ボランティア協会は世話役団体のひとつとしてOSNに参加しています。

OSNでは、3月から毎月1回の情報連携会議をオンラインで開催し、現地で活動する団体や、大阪からの支援を計画している団体ともリアルタイムに情報交換しながら、各団体が連携して被災地支援できるためのつながりづくりの場をつくっています。情報連携会議は少なくとも2025年3月まで続けることで合意しています。

今後の活動予定

2025年1月以降も現地の状況を見ながら、継続可能な支援を続けてまいります。

また、協会が持つネットワークなどを通じて、大阪・関西から現地に入り支援活動を続けているNPOのサポートや、団体間の連携・協働を引き続きすすめます。また、企業のみなさんからの物資提供の申し出をNPOにつなぐなど、セクターを超えた連携のコーディネートを行います。

大阪などへ広域避難されている方たちのサポート活動も検討しています。